こんにちは、テツです!
PCの操作でショートカットキーをキーボードで押してる人はいませんか?複数のキーを同時に押すのは面倒臭いですし、複数ショートカットを使い作業の効率化を考えている人であれば左手デバイスを検討されているかもしれません。
そこで今回は私が実際に使用していてオススメな左手デバイス「XP-PEN ACK05」を紹介します。
1.概要
ご存じの方もいるかもしれませんが、「XP-PEN」はペンタブレット製品を主に販売している中華メーカーで、比較的安価で高性能な製品を出している、中華製品にありがちな「安かろう悪かろう」なメーカーではありません。
そしてこの「ACK05」はイラスト制作のみならず、音楽制作、動画編集にも適していることを主張しています。そのため、ペンタブレットと併用して使用するドライバと、この製品単体で使用するドライバの2種類があります。私は液晶タブレットを使用していないため、製品単体で使用していますが、設定も簡単で接続方法もBluetooth、USBドングル、有線と3種類の選択が出来ます。
実は、この製品の前モデルの「AC19」も使用していました。こちらのモデルはBluetoothがなく、ノートパソコンだとUSBポートを1つ占領してしまうので、Bluetoothに対応したのは嬉しい追加です。ただし、説明書通りにペアリングしようとしても上手くいかない場合があるので、その場合の対処法は後述します。
2.使用感
ケーブルレス・小型であるため、左手に持ったまま長時間使用しても苦にならず、どのような姿勢でも使え、疲れにくいです。重さ75gと軽量ながら1000mAhバッテリー内蔵で300時間駆動するということなので、時々ケーブルでPCにつなげばほとんど充電切れを起こすことはありません。(前モデル「AC19」は単4電池駆動、70g) 専用ドライバでよく使うショートカットを登録しておくことで、2・3アクション必要な動作が1ボタンで済むため、何回も同じ動作を繰り返す時に圧倒的な時短になります。僕の場合は作業時間が1/2~1/3程に短縮されました。
3.前モデルとの違い
Amazonより
「ACK05」は6000円程の価格となっており、前モデル「AC19」より2000円程上昇しています。しかし、1・2項で挙げた点で進化しており、さらにデザインがめちゃくちゃカッコよくなっています。全体的にフラットなデザインで、メカニカルホイールには円形ラインが入っています。カラーリングもシンプル・マットなため、非常にオシャレです。前モデルは若干ちゃちかったので、置いておくだけでもカッコいいデザインは所有欲が満たされます。
また、前モデルでは使用しているとキーキャップが取れてくる欠点がありました。「ACK05」では公式サイトで500万回打鍵の耐久性を謳っていて、毎日ヘビーに使用していますが、今のところ全く問題ありません。キーストロークは前モデルから乗り換えた時に、「前の方が良かったかな?」と思いましたが、今では特に不満も感じていないため、押し心地も特に問題ありません。
ボタンの配置も「AC19」ではシンプルに9つのボタンだったのに対し10ボタンに増え、長いボタンが2つあることで、ブラインドタッチを容易にする人間工学に基づいたデザインとなっています。
4.Bluetooth接続が上手くいかない時の対応
Windows11で説明書通りにBluetooth接続をしようとして、ペアリング検出が出てこない場合下記の方法を試してみて下さい。私はこの方法でBluetoothに接続できました。
- Windows11の設定を開く
- Bluetoothとデバイスを開く
- デバイスを選択(デバイスの追加ボタンは押さないように)
- Bluetoothデバイスの検出という設定が既定になっているので、詳細へ変更する
5.まとめ
クリエイティブな作業を行うプロの方には物足りないかもしれませんが、「今まで使ったことないけど、左手デバイスを使ってみたい」という初心者の方には手ごろな価格で導入できるこの製品はオススメです。映像編集・イラスト・デザイン制作をされる方が使用するTourboxなどは2万5000円~4万円程します。いきなりこういったデバイスを導入するのはハードルが高いので、まずは左手デバイスを活用して作業効率が上がるか試してみたい方はこちらを手に取ってみて下さい。
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